「もっと早く提案してよ」とお客様からも大好評。「導入コストの低さ」と「差分チェック機能」が導入の決め手になった
竹田印刷株式会社 様
営業第二部二課
係長 丸山雅史さん
愛知県名古屋市の大手印刷会社、竹田印刷様では、2021年からクライアントの定期刊行物の制作にBrushupを活用しています。印刷会社がBrushupを導入したことで、お客様にどんなメリットが生まれ、自社の業務がどのように改善されたか、お話を伺いました。
名古屋に本社を構える竹田印刷さんは、来年で創業100周年を迎えられます。古くから中部地区で印刷事業を広く展開されてきた御社が、Brushup を導入されたきっかけは何だったのでしょうか?
丸山さん 最初のきっかけは、お客様からのご相談でした。私が所属している本社では中部地区という場所柄、自動車メーカーや、自動車部品メーカーなどさまざまな業界のクライアント様のさまざまな印刷物を制作しております。そのなかで私が担当しているとあるお客様では、社内用の広報媒体として、毎月発刊のものと、年に4回の季刊誌と2種類を制作されていました。その広報誌の制作から印刷を当社が担当していたのですが、コロナ禍でお客様の会社がテレワークを導入され、社員のうち約5割の方が在宅勤務となったことから、「オンライン校正システムを導入したい」とご要望をいただいたのです。
新型コロナがきっかけだったわけですね。
丸山さん はい。それまでは当社とお客様の間で、出力した校正用紙に赤字を入れてやりとりしていたのですが、リモートワーク中の自宅では、カンプを出力することができません。最初は PDF をパワポに貼り付けたり、出社している担当者様が赤字を取りまとめたりなどのやり取りをしていたのですが、なかなか校正業務がスムーズに行かず、それでご相談をいただいたという次第でした。
オンライン校正システムの中で Brushup を選定された理由は何だったのでしょうか?
丸山さん 大きな理由は2つ、機能と価格です。機能の面では、複数の担当者様が同時に、オンライン上で校正業務ができるところがとても魅力的でした。さらに、オプションで「差分チェック」の機能がつけられることが大きなメリットでした。お客様からいただいた赤字の「直し漏れ」を防ぐのに、2つのデータの「差分」を自動でチェックできるのは、非常にありがたい機能です。差分チェックがあることで、データの「先祖返り」のようなミスも防げます。
価格面では、他社のオンライン校正システムもいくつか調べてみたのですが、初期費用として100万円以上かかったり、「費用はお問い合わせください」とわからなかったりするサービスばかりでした。その中で Brushup は、Webサイトにはっきりと料金が明示されており、これだけの機能が低コストで導入できることがお客様にとっても、弊社にとっても魅力でした。
価格と機能の面で他のサービスと比較した結果、クライアント様も「Brushup 一択ですね」とすぐに決定いただきました。
印刷会社の方々は、紙での校正用紙のやりとりに慣れ親しんでいると思いますが、Brushupの使い勝手はいかがでしょうか?
丸山さん まったく違和感なく使えています。Brushup に搭載されている校正機能のさまざまな用語やルールが、従来の印刷・出版業界の伝統的なルールに則っているので、ご担当の方々も、こちらの制作スタッフもすぐに理解して使いこなせるようになりました。2021年の4月にトライアル導入して、1ヶ月ほどで契約を結んで本格的に運用を始めましたが、今ではお客様にとっても「無くてはならないツール」になったと伺っています。先日伺ったときには、「こんな便利なサービスがあったなら、もっと早く提案してよ」と冗談交じりに言われました(笑)。
それを聞いて私たちもすごく嬉しいです。印刷会社が Brushup を導入することで、業務にどんな効果があったでしょうか?
丸山さん やはり、オンライン上にあるデータに、制作に関わるご担当者様が複数、同時にデジタルで赤字を入れられるのはとても便利ですね。私たち印刷会社や、デザイナーの立場からすると、ゲラに手書きで入れられた赤字は、人によっては癖があったりして、直し漏れやミスの原因となることが少なくありません。それがBrushupであれば、長文のテキストの赤字でも、コピー&ペーストで訂正できるので修正ミスが格段に減ります。校正を出すまでの時間も短縮でき、うちの会社の内部でお客様に提出前にチェックする担当者からも、「確認が楽になった」と聞いています。
当社は、紙媒体だけでなく、Webサイトにアップする動画やホームページ、展示会など、多様なコンテンツの制作を手掛けています。ここ数年でWebサイトや動画を作るお客様が増えており、校正業務の負荷軽減の提案の一つとして Brushup をこれからいろんなお客様に提案していきたいと考えているところです。