CASE STUDY

導入事例

あらゆる校正業務を革新! 小売流通オタクとしてオススメする必須ツール

株式会社平賀 様

経営企画本部 営業戦略部 マーケティング課
課長 兼 業務改善チームリーダー(Brushup販売担当) 藤田たけきさん
経営企画本部 経営企画部 経営企画課
係長 神山視生子さん

1956年に紙袋・包装紙の製造販売業として設立。小売業の折込チラシ制作のデジタル化・効率化に早期から着手し、全国に販路を拡大する。現在は、顧客との強固なパートナーシップを基に、培った知見とコンサルティング能力を活かし、小売流通及びメーカーに特化した販促プロモーション、販促管理システムの企画・管理、デジタルマーケティング及び総合印刷などのサービスを展開。これらを通じて、営業収益の拡大と経営効率の改善を包括的に支援している。2021年4月、効率的な校正作業を支援する Brushup を導入し、パートナー企業として他社にも提供している。

販促業務の改善ツールとしてBrushupを提案すると、いつも大きな反響

弊社のお客様は、大手小売流通業及びメーカー様が主で、全国展開している企業も少なくありません。現在、同業界は消費形態の多様化に伴い、クライアントニーズの複雑化が進んでいます。その状況下で、毎週のチラシ配布をはじめとした販促活動を各店舗が行うため、どのお客様も並行して多数のプロジェクトを抱えています。

このような状況を考慮し、弊社では2020年から小売販促の総合的なコンサルティングを強化しました。その一環として、 Brushup は校正作業の効率化に不可欠なツールとなっており、既に40社以上のクライアントから高い評価を得ています。

近年のコンペでは、価格以外の要素として、Brushup 導入を含めた業務改善提案を付加価値としてご評価いただき、受注に至ったケースもあります。 Brushup は私たちのサポート事業にとっても重要なツールになっています。

「もっと便利な校正ツールが欲しい」というニーズに応える

きっかけはコロナ禍の中、大手小売業のお客様からの「もっと便利なオンライン校正ツールが欲しい」というご相談でした。ご提案にあたって他社ツールもチェックしましたが、結局、操作画面が分かりづらかったり、メール業務が変わらず残ってしまったりと、お客さまが効果的に使いこなせるイメージが湧きませんでした。

しかし Brushup ではデータが全て一元化され、ツール内で社内連絡からお取引先へのファイル送付まで可能です。校正の工程や進捗管理も含めて、制作業務に関わるコミュニケーションを丸ごと Brushup で行えると思いました

小売仕様にカスタマイズ。効果的に活用できるまで徹底伴走

弊社のお客様の使用環境は、全国のさまざまな店舗・売場や、小売業本部の販促・商品部といった後方部門にも多岐にわたります。このため、年齢やIT経験にかかわらず、どんなユーザーもスムーズに操作できる仕組みが必要です。求められるのは、デジタルツールが苦手な方でもチラシの確認ができ、間違いなく修正指示を制作チームへ伝えられる仕組みです。そのため、Brushup の機能をあえて絞り込み、小売チラシ校正用に特化して展開しました。さらに、各クライアントに合わせたマニュアルを作成し、セミナーを通じて操作方法を徹底的にサポートしました。

チラシ10本を同時に制作していた場合、担当者は大量に届くメールの仕分けに忙殺されがちです。しかし、Brushup 導入後は業務メールが激減し、管理がずっとしやすくなったとの声をいただきました。やり取りもツール内で完結できるので、工数は間違いなく減りました。

校正における「コミュニケーション力」が格段に上がった

お客様に推薦すると同時に、社内でも Brushup を本格的に使い始めました。校正紙について同画面で関係者が確認できるようになって、業務上のコミュニケーション力が格段に上がりました。

まず、画面に直接修正を描き込めるので、細かな線のニュアンスが一目で伝わります。視覚的な効果はとても大きいです。また、複数の担当者にメールで連絡していたときは、チェック結果が1人ずつバラバラに届いてしまい、担当者が意見を調整する必要がありました。今は1スレッド上ですべての関係者が同時確認できるため意見の重複が起きません。A案とB案のどちらを選択するか、意見がぶつかっても Brushup 上でジャッジのプロセスが見えるので、誰もが納得して次工程へ進めます。

みんなが同じ画像を見ることで、コミュニケーションが一元化できたこと。これは導入後に分かった大きなメリットです。あるお客様は、私たちが提案したラフ案のどれがよいかチャット上で投票されていて、その過程は私たちも確認できました。どんな方針で制作すればいいか明確に見えて、成果物にも良い影響が現れてきたのです。

「共想×共創」で、小売流通オタクを極めていきたい

いま、私たちは長年培ったノウハウをもとに、販促のあらゆる不満や不便、不足を解消し、小売の課題解決が日本一得意な会社を目指しています。小売業として達成すべき「営業収益」と、それをスムーズかつ最適なコストで実現する「経営効率」を、攻守両面から包括的に伴走支援し、お客様の企業価値向上にすこしでも貢献することを目指しています。その過程において、また、小売流通オタクとして、Brushup は自信をもってお薦めできるツールです。

2021年、弊社は出稿管理システム「SPコネクト」を開発し、チラシ制作プロセスの見える化を実現。効率化と流用化を推進しました。当システムは2024年には Brushup社と連携し、管理と校正をシームレスに行う機能を追加し、利便性をさらに向上させました。また、弊社は Brushup社と共に、小売顧客向けウェビナーの運営や業務改善のフロー構築など、密接な連携をとっています。

お客様によって異なる課題の一つ一つに対応できるのが私たちの強みです。これからも Brushup とともに業務改善のサポートを広げていき、様々なステークホルダーと「共想×共創」の関係をより強固なものとし、小売オタクを極めていきたいと思います。このアプローチにより、小売業界に新たな価値を提供し、活性化に貢献したいと考えています。