CASE STUDY

導入事例

少人数で膨大なデータを整理できるタグを駆使して納品書代わりに提出も

株式会社B.C.Members 様

2013年設立。UI(ユーザーインターフェイス)デザイン制作に特化し、ゲーム、web、スマートフォンアプリなど多くの分野を手がけている。2017年2月には町田市に制作オフィスを開設。目の動きから画面効果を測る「視点計測システム」を導入し、さらに精度を上げたUI/UX構築をめざす。2016年5月からBrushupをご利用いただいています。

少ない人数で効率的にデザイン制作をしたい

基幹事業のUIデザイン業務で使用しています。受注するサイト構築では一式100〜300枚のUIが必要で、遷移構成を設計したワイヤーフレームからデザインを制作しなければいけません。Brushupにはページごとにアイテムツリーを立て、更新したら最新画像をアップし、お客様と共有して進捗管理・確認・修正をしています。

以前はExcelなどで進行表を作り、画像データはフォルダで管理していました。しかしそれではバラバラに並行作業で進めることもある数百枚のUIを管理しきれません。今後、限られた人員でスムーズに業務を進めるにはツールによる省力化が必要だと考え、グラフィック管理に特化したものを探しました。

馴染んだ操作感と独自ルールで情報整理

Brushupの魅力は、シンプルな操作感ながら用途に合わせて柔軟な運用アレンジができるところです。弊社の場合、画面数が増えてくると機能やページごとに区分する必要が出てきます。ページの関係性も一緒に管理しなければ構成がわからなくなってしまいますが、Brushupのおかげでうまく整理できています。

たとえばサイト上にトップ、ガチャ、クエストという機能区分があるなら、それぞれ01、02、03という上2桁の機能番号をつけ、下2桁を連番にして管理しています。理論上は10000ページが重なることなく管理できる計算です。PSD名はこのルールに沿った番号を振り分け、必要な情報がすぐに探せます。

アロット・オブ・ストーリーズ  © 株式会社フリースタイル
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レビューのほか納品書や見積資料として活用

お客様への確認はBrushupから送信しますが、修正回答の形式はPDFやメール、チャットワーク、Skypeなどさまざまです。しかし回答データはすべてBrushupの該当ツリーで蓄積できるので情報漏れは起きていません。他画面や過去履歴の参照も容易なため、デザイナーは情報整理に煩わされず制作に注力できるようになりました。

見積や請求を出すときもBrushupの内容を補足資料にしています。お客様のアカウントを作ってログイン可能にし、成果物に単価カテゴリタグをつければ、月末時点でどのカテゴリで何枚完了したかわかり納品書代わりに使えます。見積作成では制作時間を3段階に分けてタグをつけ、それぞれ何枚あるかカウントすると制作時間と金額のエビデンスになります。

扱う情報量が増えるほど、考えなくても機械的に捌ける仕組みが必要です。その点Brushupのステップ機能は便利で、FB受領・作業中・デザインOK・先方提出待ちなど細かく設定して活用しています。入力さえしておけば忘れられる。見返せば状況がわかるので非常に助かっています。

※記載されている情報はインタビュー当時のものです。